遠江国と東海と

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浜松の迷惑(?)な名物!浜松の空っ風!

【浜松紹介 第6回 風編

浜松の空っ風

 

皆さんこんにちは、最近梨の幸水をつまむ手が止まらないなごみです。

 

今回は美味しいお菓子でも、面白い場所でもない、浜松名物ですが見えない「風」についてお伝えします!

 

浜松の空っ風

浜松では冬に強い風が吹きます。

私が思うに、いきなりブワァッとなる突風、というよりも絶え間なく吹き続けている強風、といった感じですね。

浜松の空っ風」といわれるくらいの名物の風。

冬に北西風が強まるためこのような強風が吹くそうです。

実際、冬に散歩などで外に出てみると本当に強風のお祭り騒ぎです。

暖かい毛糸の帽子を被って、耳を隠して行かなければ頭が痛くなるくらいの強風で、外に出るのに気合いを入れて行かなければならないほど。

犬の散歩から帰ってくると、犬の垂れ耳が冷えてしまっていたのが思い出されます。

 

また、この空っ風は北西から来るため実際の気温以上に寒く感じます。

天気予報を見て、「気温たったの5か・・・、ゴミめ・・・」と思っても、実際空っ風の影響で気温はもっと寒く感じられるのです。

 

まさに迷惑としか考えられない浜松の空っ風ですが、この風がきれいな地形を生み出しているところがあります!

遠州灘海岸と呼ばれているところに砂丘があります。

浜松まつりの凧揚げ会場として有名(?)な所ですね!

この砂丘に空っ風が美しい風紋を作り出しています。

サハラ砂漠などの写真を見ていただくとお分かりになるかと思いますが、波模様になっていますよね。

これが風紋、風の文様ということですね。

遠州灘海岸もサハラ砂漠ほどではないかもしれませんが、きれいな文様を作り出しています。

 

ちなみに・・・

他に空っ風が有名なのは群馬県の上州ですね。

こちらも北西風です。浜松の空っ風と同じですね。

上州の空っ風」、「赤城おろし」とも呼ばれているそうで、やはりこの上州の空っ風も群馬の名物となっています。

 

空っ風ってなに?

ところで空っ風とはどういうものをいうのでしょうか。

調べて見たところ、山を越えて吹き付ける下降気流のことを言うそうです。

風が山を越える時に、気温と気圧が下がります。

そのため、それまでその風が持っていた水蒸気は雨や雪となり山に降ることになります。

山に雨や雪として水蒸気を置いてくるイメージですね。

そうすると、山を越えてきた風は乾燥している状態で山の向こうの地域に着くことになります。

これが空っ風です。

空気が乾燥しているためこの呼び名になるのも納得ですね。

 

フェーン現象とは違うの?

フェーン現象とは、風が山の斜面にぶつかり斜面に沿って山を登ります。

山を登れば登るほど空気は冷やされます。

一部は霧や雨や雪になります。

その後風は山から下ります。

下りは、上りと反対で空気は温まります。

山のこちら側と超えた先のあちら側では温度に大きく差が出るのです。

これがフェーン現象です。

夏や秋のはじめ頃などは、このフェーン現象が起きます。

フェーン現象、漢字で書くと「風炎」。

当て字らしいのですが、気温差が大きく山を越えた側の気温が高くなるので「炎」の字はイメージにぴったりですね。

 

空っ風はおおまかにいうとフェーン現象の仲間に入る場合もあるらしいのですが、空っ風は季節風で元の風が冷たいので山を越えても温度はさほどあがりません。

 

最後に

いかがでしたか?

今回は少しまじめなお勉強会のような感じになってしまいました。

しかし、調べてる私も改めて色々勉強になってよかったと思えました。

冬に1度、浜松の空っ風体験してみてはいかがでしょうか?

 

ここまで読んで頂いてありがとうございました。